才能と努力

おそらく自分は人より努力できる才能があると思う。

 

同じことをずっと続けてても苦にはならないし、あきらめることもあまりしない。

 

10代の頃は勉強好きじゃない、運動好きじゃない、唯一好きなのは音楽という少年であったが、浪人時代に人よりかなり勉強し、クラスで一番になり、大学に入っても数学・物理はトップクラスになり、運動も、高校時代はテニス部で一番下手だったけど、大学で続け、社会人でも続け、一般的には上手いと言われるレベルになってきた。

 

まあ、根が負けず嫌いなので、人にバカにされたり、負けたりするとなおさら努力に拍車がかかり、ずっと続けていくうちに、いつの間にか周りを追い越していることもある。

 

社会人になってからもそういう風に成長してきて、苦手で全くわからない分野を深夜残業したり、休日出勤して、怒られながら努力して、幅が広がってきた感じがする。

 

本来は不器用で一つのことを続けていくのが向いていると思うのだけど、今まで自分でいろんなことに挑戦したのもあるし、会社の都合上もいろんな課を経験したので、オールラウンダーになりつつある。

 

今も苦手な設計にわからないながらも挑戦していて、嫌な思いも悔しい思いもしているけれど、今までのことを思えば、乗り越えられるし、きっと自分の糧になると思い、頑張っている。

 

才能が大事だという考え方もあるけど、才能を開花させるための努力も必要なわけで、自分には苦手なことをあきらめず続け、得意にまで昇華させる才能はあるのかなと。

 

だからと言ってうぬぼれる気はなく、苦手なことを克服するためには、人の何倍もやって人並だと思うので、これからもあきらめず努力していきたいと思う。